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信州の旅 その2 美ヶ原へ [旅]

2016年10月17日(月)

旅行2日目の朝、雨の音で目が覚めた。
外を眺めると土砂降りである。
なんたること!
でも、めげずに予定通りに出発した。

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が、うれしいことに諏訪湖PAに着いた頃は、雨がやんでいた!

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諏訪ICを出て、諏訪湖を背に霧ヶ峰を目指す。
すれ違う車もない!
こんな日に霧ヶ峰に向かう人は、いないようだ。
霧ヶ峰高原に着いても、見えるのは目の前の道だけ。

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立木も眠りこけたように立っている。

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霧の中で車を止めて、昼食!
またもラッキーなことに、霧が晴れて、諏訪の町が雲間に見えてきた。

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霧の駅からビーナスラインに入り、一路美ヶ原を目指した。

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美ヶ原の急なヘアピンカーブで10人ほどの自転車グループに出会った。
この急な坂道を自転車に乗ってすたこら登っているにはびっくり!
で、「頑張れ!」と声援を送る。
「どこから来たの?」と聞くと、なんと台湾だという。
再び、びっくり!

この坂道、本当に登れるのだろうかと案じながらも、
お先に山本小屋ふる里館に到着。
美味しいコーヒーをいただく。
「そのうち、台湾の人たちが10人ほど来るよ」と伝えると
「賑やかになるね」とうれしそうにしていた。

そこから、徒歩で高原に向かう。

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やがて、彼方に美しの塔が見えてきた。
どんよりとした空も青空を見せ始めた。

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牧場では、牛がのんびりと草を食べていた。
突然、妻が私の体を引っ張って大声で「うし! うし!」と叫ぶ。
私はびっくりで、なにゆえに牛でそんなに大騒ぎするんだと思う。
これも「妻の不思議」の一つである。

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とにかく「美しの塔」にたどり着く。
ここは標高2000m、鐘を鳴らして、景色を楽しむ。

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ふる里館へ引き返していたら、例の台湾の人たちがやってきた。
「がんばったねえ!」と声をかけると、うれしそうに手を振る。
彼らは、今日はここでお泊まりのようである。

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私達は、霧ヶ峰まで引き返し、車山を通って、白樺湖に向かう。

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途中、再び霧にであった。
でも、それもつかの間だった。

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今夜の宿は、「ホテルパイプのけむり」だ。
到着後、早速露天風呂で疲れを癒やす。
部屋の窓から、暮れゆく白樺湖畔を楽しんだ。

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信州への旅 その1 [旅]

2016年10月16日(日)

秋風に誘われ、にわかに旅心が目覚めて、小さな旅に出た。
初日の行き先は、しらびそ高原と下栗の里。
下栗の里は、「日本のチロル」といわれている。
百名山の登山家深田久弥氏が
「下栗ほど美しく平和な山村を私はほかに知らない」と絶賛している。
南アルプスを望む飯田市上村の東面傾斜面にある標高800m~1,000m所にあり
最大傾斜38度の傾斜面に点在する集落である。
ここはいわゆる観光施設ではない。
昔から今まで人々が住み生活している里である。
村の人に聞くと、昭和十年頃までは、炭の生産で村は栄えていたという。
その小学校跡地に今は、地元特産物の直売店などがある。

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そこに車を止めて、坂道を上り、村人が総出で作ったという山道がある。
人一人通れるような小径が険しい傾斜地に作られていて、
すれ違うときは、いずれかが立ち止まって道を譲らねばならない。

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その先に下栗の里を一望できる手作りの小さな展望台がある。
手作りなので「定員10名」と書いてあった。

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景観を楽しんだ後は、しらびそ高原に向かう。

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しらびそ峠を越えると、今夜の宿「ハイランドしらびそ」である。

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ここは標高標高1,918mにあり、雄大な南アルプス・中央アルプス・北アルプスの
大パノラマが楽しめる。
高原では、もう夕暮れが訪れていた。

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明日は雨の予報が出ていて、この先が心配であるが、疲れたので一杯飲んでねる。


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フェリーに乗って [旅]

2015年11月15日(日)
神戸六甲アイランドから、フェリー「さんふらわあ」で九州に向かった。

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出航はテープを投げて(笑)

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六甲アイランドが遠のいていく

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やがて明石海峡大橋が迫ってきた。
カメラの放列ができる。

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それも、あっという間に過ぎていく。

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瀬戸内海では、いろんな船が頻繁に行き来していた。

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トンビも見送りにやってきた!?

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白と青の旗を立てた小舟がたくさん浮かんでいた。
なにか競技をしているのだろうか、にぎやかである。

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今度は瀬戸大橋!

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橋に上部は車道、下部は鉄道になってるが、列車には会えなかった。

船内では、二胡のコンサートが行われていて、懐かしい曲も聴くことができた。

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天気もまあまあで、瀬戸内の景色も堪能できた。

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やがて、夕刻となり、海も夕ぐれ時となる。
船が夕日で赤く見える。

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夕暮れはどんどん進み、空はきれいな夕焼け空となった。

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夕闇の中に浮かぶのは、しまなみ海道の大橋!

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とうとう夕焼けも終わりに・・・・・・

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夜の10時に大分西港に着岸!
楽しい船旅も終わり、夜の街を車を走らせ、我が家へと向かった。


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『ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし』に(広島・三次) その2 [旅]

2015年11月7日(土)

宿の朝は、すがすがしい空気に満ちていた。

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ロビーの壁には、陶板画が掛かっていた。
眺めていると、不思議な世界に引き込まれそうである。

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外では、紅葉が鮮やかである。

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今日は、この旅の目的である美術館にまず出かけることにした。
『奥田元宋・小由女美術館』(三次市)である。
もちろん、奥田元宋の作品、小由女の作品も見るのであるが
なんといってもフィンランドの女性画家『ヘレン・シャルフベック』の作品が第一である。
美術館の駐車場の楓もきれいに紅葉していた。

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入館するとロビーから、素晴らしい眺め!

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満月の夜は、この水の庭に満月が映し出されて、幽玄な世界を演出するそうである。

が、まずはこれ!

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作品は1階から~3階に渡って、84点
見応えのある展示である。
日本では、東京に次いで、ここだけの展示会となる。

一服してから、本館の常設展へ

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窓の外の風景もすてたのもではない。

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奥田元宋の代表作

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燃え上がるような月夜の山である。
作品名は『紅嶺』、1987年の作品

観賞の後は、近くのワイナリーで買い物(笑)
車を走らせて、昼食

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竹林をバックに紅葉樹が、印象的でした。
食事の後は、『辻村寿三郎人形館』に出かけた。

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ナビで人形館を探したが、出てこなかった。
大方の目安をつけて、近所まで来て、人に聞いてやっと見つけた。
聞けば、最近ここ「三次市歴史民俗資料館」に引っ越したのだとか。
もともとこの建物は三次銀行だったという。
堅固な金庫があったのもうなずける。

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で、これで今回の旅行の目的はすべて完了。
帰途についた。
全員無事帰宅した。







 


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『ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし』に(広島・三次) その1 [旅]

2015年11月6日(金)

友人に誘われて、広島に1泊2日の旅をした。
車2台、10名のメンバーでだけど、男性は武区を含めて2名だけ。
中国自動車道、東城ICで降りて、東城の町並みを見学した。
京都よりもうんと紅葉が進んでいたのが、なにか不思議な感じがした。

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昨日までお祭りだったとかで、今日は町ものんびりムードだった。
祭りの名残の旗が印象的だった。

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本当にのどかな古い町並みである。
酒造店の看板も年期が入ってる!

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地酒が呑めるってんんで、女性陣は、大喜びだが、運転手たる僕は・・・・・どうなるの?

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寺もちゃんとある(あたりまえだろうが)(笑)

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それも一つではない

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国の有形文化財になっている『三楽莊』の見学もした。

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広間には、花が飾ってあった。

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ガラス越しにみえる庭の風景

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二階の廊下より眺めた庭

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窓!

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障子を閉めるとこんな雰囲気になる。

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街角では!

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アルコールランプの外灯なんて初めて見たよ。

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この町は、水がいいのか造り酒屋さんが多いようだ。

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町並み見学の後は、再び、中国自動車道で庄原ICでおりて
『かんぽの郷 庄原』で一泊の予定である。
はや、夕暮れの雰囲気!

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が、途中素晴らしい光景に出会った。
中国自動車道を走行中は、空は雨雲がどんよりと覆っていたが
なぜか西の空は、雲がなく、沈む真っ赤な夕日が、足下から照り輝いていた。
その赤い夕日が、紅葉の山々を赤く染めて、幻想的な風景である。
雨雲ですでに暗くなっている中で、全山を赤く染めた山々、
そして、近くの木々!
このハイウエイは、標高が高いのか、夕日が足下から輝いているのだ。
車中の人の顔も、赤く染めていた。
カメラに収めたい風景なれど、ここは高速道路で、駐車する場所もない!
心残りすること、甚だしい!!!

かんぽの宿に付くと、僕らのグループ名がなんと『黄金の日日』なのだ!
みんな大笑い!

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僕が旅行のレジメの印刷を頼まれたのだけど、グループ名がなかったので
勝手に『黄昏の日々』としようと思ったが
それじゃちょっと悔しいから『黄金の日々』としてプリントしたのだけど
それを世話役の人が、そのまま届けたというのだ。
恐れ入りましたです。

で、夕食会は、大いに盛り上がり、楽しい初日を終えました。
部屋も広くて、きれい、快適な宿でした。


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鶴岡市を歩く-山形の旅5 [旅]

2013年6月28日(金)

薄曇り、のち晴れ。23度。
今日も鶴岡公園に車を止めて、町散策。
まずは、近くの致道博物館を訪問。
ここは、重要文化財がてんこ盛りの博物館。
旧西田川郡役所、旧鶴岡警察署庁舎、旧庄内藩主御隠殿、
田麦俣(たぬぎまた)の民家。
国指定名勝「酒井家庭園」
国指定重要有形民俗文化財の収納庫などがあった。

次は、国指定史跡 藩校致道館へ。
歩くには、少々暑い!
入口付近に「藤沢周平」作品のゆかりの地の看板があった。

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「義民が駆ける」に登場する場所である。

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致道館のカリキュラム表を見ると、小さい時から「史記」などを
読ませていたのには、少し驚きである。
当時としては、結構体系だった教育が行われていたようである。

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次に鶴岡カトリック教会天主堂へ向かう。
途中、「物産大店 でがんす」でお土産を買う。

でも、町を歩いていると、メイン通りなのに、シャッターの降りた店が
多くて、気になる。
不況の影響で閉店したのであろうか?

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三雪橋という赤い橋を渡り、天主堂に行く。

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幼稚園の中になり、見学自由ということで、入ってみる。
お昼の食事を園児たちが賑やかに始めていた。
天主堂は、国指定重要文化財である。

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ここだけは、カナダのプリンス・エドワード島にいるような気分になった。
この天主堂には、大変珍しいものがある。
「黒い聖母マリア」像である。
フランス、ノルマンディー州デリヴランド修道院からやって来たという。

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ステンドグラスの窓絵も素晴らしい。
椅子に座り、しばし、見とれる。

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さて、次は旧風間家住宅「丙申堂(へいしんどう)」に向かう。
この建物は、国指定重要文化財である。
風間家は、酒田の本間家と並ぶ鶴岡の富豪である。
小作人も700人いたそうで、大地主でもある。
玄関の前には、風間銀行の提燈が対に下がっていた。
銀行も持っていたという。

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ガイドさんがいて、堂内を説明しながら案内してくれた。

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この建物は、屋根が面白い。
屋根には、びっしりと石が並べられているのである。
なぜ、こんなことをするかといえば、冬の風がすごいらしい。

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丙申堂に続いて、すぐそばにある風間家旧別邸「無量光苑釈迦堂」に。
ここは、藤沢周平の作品「蝉しぐれ」の映画のロケ地の一つである。
文四郎とふくが最後に再開する場面のロケ地である。
部屋から、眺める庭園もまた、映画の場面が浮かんできて
懐かしさを覚えた。

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見学者は、僕ら以外に親子3人連れさんの二組で、お互い昼食が
まだだったので、紹介された蕎麦屋さんに出かけた。

みゆき通りに面したお店だったけど
行ってみると想像とは、全く異なるお店だった。
なにか下町の古い蕎麦屋さんって、雰囲気で寂しい気がした。
みゆき通りといえば、鶴岡ではメイン通りの一つのはずなのにという
思うと、なにかわびしくなった。

食後は、藤沢周平の五間川を渡り、公園まで引き返した。

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さすがに、歩いていると汗が出る。暑い!
でも頑張って歩く。

次なるは、大督寺へ。
ここは、周平作品「義民が駆ける」の舞台になった寺である。

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入口に看板

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ここでまた発祥の地を発見。
今度は「学校給食発祥の地記念碑」があった。

次は、近くの寺、総穏寺。

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こちらは、周平作品「又蔵の火」の舞台である。
でも、仇討は、実際にあったとかで、銅像が建っていた。

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ここで本日の見学計画は完了。
大督寺のすぐ近くのカフェ「海坂」で、コーヒーブレイク。
今夜の宿の湯野浜温泉へ向かう。

高台にあるホテルの部屋の窓から日本海が広がっている。
夕食の途中で夕日の案内があり、部屋に帰り、窓から
日本海に沈む夕日を眺める。

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夕日が沈むと、再び夕食開始(笑)
今日は一日歩きで、少しくたびれたが、温泉が癒してくれた。
明日は、朝から京都に向かって帰るだけだ。
おやすみ
山形の旅もこれで終わりです。


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最上川下り~鶴岡市へ-山形の旅4 [旅]

2013627日(木)

朝から良い天気に恵まれた。

まず、昨日時間切れで入れなかった酒田市立美術館を訪ねる。

美術館は、飯森山の一角、鳥海山や最上川などが望める高台にある。

彫像の点在する坂道を上り、受付に行くと

「本日は入館無料!」ということだった。

ラッキー!

「あべとしゆき水彩画展」が行われていた。

「水彩画 静かな光を求めて~あべとしゆき制作ノート~」出版記念だそうだ。

とりあえず、作品をと入ると、

「?????写真じゃない?」

で、目をこらして見て、やっと気が付いた!

「絵だ!」

もうびっくりだった。

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素晴らしい!出会いでした。

さて、次は、最上川をさかのぼっていく。

遠くには、まだ残雪をまとった山々が見える。

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途中でこんな看板があった。

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最上川下りの出発点に到着。

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船着き場の川向には、このような看板が立っている。

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早速、乗船!

さわやかな風を浴びながら、船は最上川を下っていく。

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途中、対岸に赤旗がたなびき、テントが見えた。

女の人が手を振っている。

なんなんだと思っていたら、記念写真のカメラマンだという。

で、船のテントを開けて、みんなが写るようにして記念写真!

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案内人の説明を聞き、歌を聞き、トークに笑いながら下っていく。

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なにしろ「おしん」のおかげで、この船会社は大発展をしたそうである。

「おしん」様様だそうだ(笑)

終点の到着、洋館建ての船着場。

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1時間の船旅の後は、近くの道の駅に立ち寄ったが・・・・・

これって日本?

韓国の道の駅みたいなのだ。

でも日本の道の駅「とざわ」

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なんでも韓国の人との交流があり、こんな姿になったとか。

そこから鶴岡市に向かった。

途中、最上川沿いにあるJR高屋駅に立ち寄った。

高台にあるこの駅舎は、こじんまりとしたかわいい建物である。

列車を待っている僕らと同じぐらいの年のご夫婦がいた。

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駅をまたぐようにして、駅舎脇から南西側に跨線橋が山の方までに

かかっている。

川の対岸には渡し船でしか行く事の出来ない縁結びスポットとして

知られる仙人堂神社があり「縁結び切符」が販売れている。

この事から高屋駅は「縁結びステーション」とも呼ばれるとのこと。

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御夫婦を見送ってから、鶴岡市へ一目散

鶴岡公園に車を止めて、歩いて散歩。

鶴岡公園は、元庄内藩酒井氏の「鶴ヶ岡城」跡である。

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お濠沿いに歩いていると、「藤沢周平 その作品とゆかりの地」の看板。

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ここは彼の作品「花のあと」のモデルの地。

映画の花見のシーンが、脳裏にありありと浮かぶ。

まずは大寶館、大正天皇の即位を記念して建てられた洋館風の建物。

中は人物資料館になっていて、鶴岡市出身者などの業績が紹介されている。

高山樗牛誕生の間というのもあった。

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次は、この旅行の目的の一つ、「藤沢周平記念館」だ。

僕ら夫婦は、藤沢周平の大ファンなのである。

僕は特に彼の作品で武家物が大好きなのだ。

「馬の骨」は、謎解きの為に10回ぐらい精読したが・・・・・

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この記念館は2010年に開館したのであるが、

なぜか僕の買った2冊の旅行案内雑誌には、紹介されていないのだ。

館内には、自宅書斎も再現されていて、ファンは必見の記念館である。

記念館のあとは、お隣の庄内神社の宝物殿

でも、誰もいないので、勝手に見学。

もちろんチケットは共通券で買ってたよ。

今日は、これで見物は終わり、ホテルへ向かった。

ホテルの部屋から、夕日を眺めた。

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今日の終わりです。


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酒田市観光-山形の旅3 [旅]

2013626日(水)-2

北陸自動車道をひたすら走り、午後2時過ぎ、酒田市に入る。

早速「本間家旧本邸」へ直行。

本間氏は、千石船での豪商であるとともに3千町歩を有する大地主。


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本間家旧本邸は、三代光丘が幕府巡見使一行の本陣宿として

明和4年(1768)に新築し、荘内藩主酒井家に献上したが、

その後返された。瓦葺き平屋書院造りで、表から見れば二千石旗本の

格式を備えた長屋門構えの武家屋敷造りで、奥は商家造りとなっている。

本間家は、武家屋敷は普段使わず、商家造りの方で生活していたという。

このように二つの建築様式が一体となった建物は、珍しく、

他に例を見ないという。

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見学者は、僕らを入れて10人ほどなので、

ゆっくり説明を聞きながら見学できた。

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本間家旧本邸から道路を挟んで別館が有り、

ここでは、当時の生活品などが展示され、売店もあった。

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近くに本間美術館があるというので、足を伸ばすことにした。

モダンな建物の美術館は、庄内藩主酒井家や米沢藩主上杉家からの

拝領品が中心だった。

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ところが、この美術館と同じ敷地に本名家別邸があった!

建物は「清遠閣(せいえんかく)」と呼ばれ、藩主が領内巡視の際の休憩所

としてつくられたが、大正14年には東宮殿下(昭和天皇)が宿泊されるなど

酒田の迎賓館としても使用されたという。

当時の建築様式や調度品が大正ロマンを感じさせてくれた。

清遠閣の前には、大きな庭園がある。

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「鶴舞園」と名付けられている。

鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園で文化10年(1813)に創られた。

池の中島に鶴が舞い降りたことから、藩主により名付けられたという。

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見所の多い本間家関係で、以外と時間を費やした。

で、急いで次の目的地、土門拳記念館に向かう。

酒田出身の世界的写真家土門拳氏の全作品を収蔵、展示する日本で

最初の写真美術館ということで、ここを選んだ。

この美術館は、飯森山公園の池の畔にある。

館内は撮影禁止なので、外観だけになった。

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館内は、すごく贅沢な空間があり、広い!

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ゆったりとした椅子も、あちこちに設置されていて、

のんびりと作品を鑑賞できるように工夫されている。

閉館時間まで、鑑賞させてもらった。

酒田市立美術館も行きたかったが、タイムアウトになった!


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2つのすてきな出会い!-山形の旅2 [旅]

2013626日(水)

天気は、晴れ。

宿泊の姫川温泉ホテル国富 翠泉閣を出発、
糸魚川インターから、北陸自動車道を一路、山形県へ向かう。

ホテル国富 翠泉閣は、温泉も食事もおもてなしもすごくよかった。

ここで2つの出会いがあった。

食事会場に向かう途中に、展示されたものに目が留まった。

木で作られた風景画である。

その中で「草原の童」と名付けられた作品にこころが惹かれた。

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で、僕らの担当の若い女性の方に、この作品の種類を聞いた。

木象嵌(もくぞうがん)だという。

作者のリーフレットをいただいた。

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木象嵌とは、様々な色、模様の木々を意図する形に切って嵌(は)める技法で、

画家が絵の具を使って絵を描くように木々を使って絵を創るものだという。

作者は、小森谷 徹(こもりや とおる)さん。

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1958年に埼玉県幸手市に生まれ、2000年に“雪のある田舎暮らしにあこがれて

新潟県糸魚川市に家族で移住。2002年から独学で木象嵌を始められたという。


「あの作品は買えないんですか?」と聞くと

作品は、ホテルが展示だけお受けしているものだと気の毒そうにいう。

直接電話して聞いてみるようかと半分あきらめ気分で食事!

しばらくして、彼女が来て、

「小森谷さんに電話して聞いたら売ってもいいということでした。」と

値段を伝えてくれた。

その値段を聞いて、僕はびっくり!

なんと僕が考えていた値段と全く同じ値段だったのだ。

で、即刻買う返事をした。

翌朝、チェックアウトしていたら、彼女が作品を段ボール箱に厳重に

梱包したものを運んできてくれた。

小森谷さんに直接会ったわけではないが、作品を通じての

よき出会いであった。

ホテルを出るとき、ホテルの彼女は、玄関前の道路に立って

車で去って行く僕らを、いつまでも手を振り見送ってくれた。

僕も車の窓を開け、手を振って応えた。

長い坂を車が見えなくなるまで、

手を振り続ける彼女の姿をバックミラーに見ながら

心が熱くなるのを感じた。

おもてなしの極意を知らされた気がした。

これも印象的な出会いであった。


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輝く懐かしい湖水-山形の旅1 [旅]

2013年6月25日(火)

藤沢周平のゆかりの地、山形県鶴岡市を旅することにした。
で、「まっぷる」と「るるぶ」の山形版を買って調べたが、
鶴岡の観光情報に藤沢周平の関係は、まったくない!
仕方がないので、ネットで調べたらあった!
「藤沢周平文学の原風景を訪ねる旅」の案内があった。

交通機関もいろいろ思案したが、結局車で行くことにした。
一日で行くのは、ちと厳しいので、
途中、姫川温泉で一泊することにした。

松本から千国街道を北上し、懐かしの木崎湖、青木湖に立ち寄った。
何十年ぶりかの道である。

かって立ち寄ったことのある湖畔のカフェで
一休みしようと思った見当たらない。
記憶では、まさに湖のすぐ側にあったとおもうのだが
どうも、今走っている道は、新しくできた国道のようなので
湖畔沿いの道を探して、引き返した。

が、木崎湖まで来ても見当たらない。
再び、湖畔の道を白馬の方に引き返していたら、発見!

この湖畔の道は、新しく国道ができたからか
以前の賑わいは、全くない。
まさに裏通りになってしまって、地元の人しか通らないらしい。
かのカフェも閉店していた。
今日が休業日と言うよりも、廃業しているようだ。
時の流れを感じさせられた。

が、湖は、以前と同じ変わらぬ姿を見せてくれた。
遅い午後の光の中で輝いていた。

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              (大糸線 稲尾駅 木崎湖畔)

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                      (木崎湖)

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                     (青木湖)

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                   (青木湖の釣り人たち)

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湖に救われたような気分である。

今日の宿泊地は、新潟県糸魚川市の姫川温泉である。

                                                      (つづく)


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