最上川下り~鶴岡市へ-山形の旅4 [旅]
2013年6月27日(木)
朝から良い天気に恵まれた。
まず、昨日時間切れで入れなかった酒田市立美術館を訪ねる。
美術館は、飯森山の一角、鳥海山や最上川などが望める高台にある。
彫像の点在する坂道を上り、受付に行くと
「本日は入館無料!」ということだった。
ラッキー!
「あべとしゆき水彩画展」が行われていた。
「水彩画 静かな光を求めて~あべとしゆき制作ノート~」出版記念だそうだ。
とりあえず、作品をと入ると、
「?????写真じゃない?」
で、目をこらして見て、やっと気が付いた!
「絵だ!」
もうびっくりだった。
素晴らしい!出会いでした。
さて、次は、最上川をさかのぼっていく。
遠くには、まだ残雪をまとった山々が見える。
途中でこんな看板があった。
最上川下りの出発点に到着。
船着き場の川向には、このような看板が立っている。
早速、乗船!
さわやかな風を浴びながら、船は最上川を下っていく。
途中、対岸に赤旗がたなびき、テントが見えた。
女の人が手を振っている。
なんなんだと思っていたら、記念写真のカメラマンだという。
で、船のテントを開けて、みんなが写るようにして記念写真!
案内人の説明を聞き、歌を聞き、トークに笑いながら下っていく。
なにしろ「おしん」のおかげで、この船会社は大発展をしたそうである。
「おしん」様様だそうだ(笑)
終点の到着、洋館建ての船着場。
約1時間の船旅の後は、近くの道の駅に立ち寄ったが・・・・・
これって日本?
韓国の道の駅みたいなのだ。
でも日本の道の駅「とざわ」
なんでも韓国の人との交流があり、こんな姿になったとか。
そこから鶴岡市に向かった。
途中、最上川沿いにあるJR高屋駅に立ち寄った。
高台にあるこの駅舎は、こじんまりとしたかわいい建物である。
列車を待っている僕らと同じぐらいの年のご夫婦がいた。
駅をまたぐようにして、駅舎脇から南西側に跨線橋が山の方までに
かかっている。
川の対岸には渡し船でしか行く事の出来ない縁結びスポットとして
知られる仙人堂神社があり「縁結び切符」が販売れている。
この事から高屋駅は「縁結びステーション」とも呼ばれるとのこと。
御夫婦を見送ってから、鶴岡市へ一目散
鶴岡公園に車を止めて、歩いて散歩。
鶴岡公園は、元庄内藩酒井氏の「鶴ヶ岡城」跡である。
お濠沿いに歩いていると、「藤沢周平 その作品とゆかりの地」の看板。
ここは彼の作品「花のあと」のモデルの地。
映画の花見のシーンが、脳裏にありありと浮かぶ。
まずは大寶館、大正天皇の即位を記念して建てられた洋館風の建物。
中は人物資料館になっていて、鶴岡市出身者などの業績が紹介されている。
高山樗牛誕生の間というのもあった。
次は、この旅行の目的の一つ、「藤沢周平記念館」だ。
僕ら夫婦は、藤沢周平の大ファンなのである。
僕は特に彼の作品で武家物が大好きなのだ。
「馬の骨」は、謎解きの為に10回ぐらい精読したが・・・・・
この記念館は2010年に開館したのであるが、
なぜか僕の買った2冊の旅行案内雑誌には、紹介されていないのだ。
館内には、自宅書斎も再現されていて、ファンは必見の記念館である。
記念館のあとは、お隣の庄内神社の宝物殿
でも、誰もいないので、勝手に見学。
もちろんチケットは共通券で買ってたよ。
今日は、これで見物は終わり、ホテルへ向かった。
ホテルの部屋から、夕日を眺めた。
今日の終わりです。
最上川沿いの道は49号線だったか?冬は凍結して辛かった!
鶴岡は連れ合いの生まれ育った町です。近年行っていないのでだいぶ変わったようです。
by 斗夢 (2013-08-11 13:12)
斗夢さんへ
そうです49号線だったと思います。
鶴岡は斗夢さんにとっても関係の深い街なんですね。
奥様とたまには訪問してはいかがでしょう?
by kazenotomo (2013-08-16 17:39)