訪問ありがとうございます!
湖東三山を行く 西明寺 [散策]
湖東三山は、滋賀県湖東地方の西明寺、金剛輪寺、百済寺の三つの天台宗
寺院の総称である。
琵琶湖の東側、鈴鹿山脈の西山腹に位置し、百済寺の南東に位置する永源
寺と共に紅葉の名所として知られている。
が、私達が訪れたのは、12月8日で、紅葉も終わりの頃だった。
まずは、三山の内、最も北側にある 龍應山西明寺に行った。
この寺の見所は、なんと言っても本堂である。
国宝第一号の建築物なのだ。
鎌倉時代の初期、飛騨の匠が建立した純和風建築で、
釘が一本も使用していないというのだ。
堂内は撮影禁止だが、重要文化財の鎌倉時代の仏像が並んでいる。
その中になぜか浄土真宗を開いた「親鸞聖人座像」もあった。
本堂の横には、同じく国宝の三重塔があるが、こちらも釘を使っていない
建築物だそうだ。
山門は、室町時代初期に建立された物で二天門と呼ばれ、
これも重要文化財である。
庭園は、「蓬莱庭」といい、国指定の文化財だ。
池泉回遊式の庭園で、池の中央に折り紙の形をした鶴島と亀の形をした亀島
がある。
ところでなんと桜が咲いていた。
天然記念物の西明寺不断桜である。春秋冬に開花するという。樹齢は250年以上になるらしい。
で、これも県の文化財に指定されている。
二天門の階段下には、夫婦杉があった。
なにやら、宝物が一杯の寺ながら、季節外れなのか訪問者は、わずかだった。
最後の写真がいいですね、紅葉は二度楽しめる^^。
by 斗夢 (2016-12-16 18:00)
斗夢さんへ
最後の紅葉の名残みたいですよね。
by 風の友 (2016-12-18 00:14)