やまなみハイウェイを行く その2 長者原 [旅]
湯布院の町を通り抜け、水分峠をこえる。
やまなみハイウェイは、別府と阿蘇を結ぶ高原ハイウェイなのだ。
小田の池、山下湖を左に見ながら、さらに進む。
やがて、高原が目前に広がる。
久住高原である。
朝日台というレストランで休憩
朝のコーヒーは、格別である。
右手に千町無田を眺めながら、さらに進むと飯田高原。
ここには、自然動物園、美術館、湯の宿などが点在する。
温泉付き貸し別荘もある!
やがて、長者原画見えてくる。
正面には、久住連山、噴煙を上げている山もある。
長者原ヘルスセンターで朝食休憩をとる。
大きな駐車場は、登山者の車で一杯!
ここにはビジターセンターも有り、散策!
草原では、ススキ刈りが行われていた。
我が家の女帝は、丘に上がって国見である。(笑)
タデ原湿原では、木道が設置されて、散策できるようになっている。
筑後川源流の碑があった。
さすがの私も初めての認識である。
山での遭難者の救援に活躍したという「平治号」という名の
犬の銅像もある。
が、私は、こちらが気に入っている。
「坊がつる讃歌の碑」(原文のまま)
1 人みな花に 酔うときも
残雪恋し 山に入り
涙を流す 山男
雪解(ゆきげ)の水に 春を知る
2 ミヤマキリシマ 咲き誇り
山くれないに 大船(たいせん)の
峰を仰ぎて 山男
花の情を 知る者ぞ
3 四面山なる 坊がつる
夏はキャンプの 火を囲み
夜空を仰ぐ 山男
無我を悟るは この時ぞ
4 出湯の窓に 夜霧来て
せせらぎに寝る 山宿に
一夜を憩う 山男
星を仰ぎて 明日を待つ
5 石楠花谷(しゃくなげだに)の 三俣(みまた)山
花を散らしつ 篠分けて
湯沢に下る 山男
メランコリーを知るや君
6 深山紅葉(みやまもみじ)に 初時雨(はつしぐれ)
暮雨滝(くらさめたき)の 水音を
佇み聞くは 山男
もののあわれを 知る頃ぞ
7 町の乙女等 思いつつ
尾根の処女雪 蹴立てつつ
久住(くじゅう)に立つや 山男
浩然の気は 言いがたし
8 白銀(しろがね)の峰 思いつつ
今宵湯宿に 身を寄せつ
斗志に燃ゆる 山男
夢に九重(くじゅう)の 雪を蹴る
9 三俣の尾根に 霧飛びて
平治(ひじ)に厚き 雲は来ぬ
峰を仰ぎて 山男
今草原の 草に伏す
Youtube「坊がつる讃歌 芹洋子」
https://www.youtube.com/watch?v=SMif4N9EZuI
久住山に初めて登頂したのは、高校生の時だった。
学校では、友人だけで登頂することは禁止されていたが
それでも友人と1拍2日のスケジュールで登った。
一夜の宿は、法華院温泉だった。
あとで、先生から大目玉をもらった(笑)
以来、山にあこがれ、いろんな山に挑戦した。
「アルプス一万尺」や「夏の思い出」、「いつかある日」
「雪山賛歌」などが、「坊がつる讃歌」と共に愛唱歌だった。
いまでは遠い昔のこととなった。
時々ふる里にお帰りになるので慣れた道なんですよね。
by 斗夢 (2016-12-03 05:06)
斗夢さんへ
最近毎年帰省しています。
年のせいか、ふるさとが恋しい!
ふるさとに別荘を探しています。
by 風の友 (2016-12-09 21:32)