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信州への旅 その1 [旅]
2016年10月16日(日)
秋風に誘われ、にわかに旅心が目覚めて、小さな旅に出た。
初日の行き先は、しらびそ高原と下栗の里。
下栗の里は、「日本のチロル」といわれている。
百名山の登山家深田久弥氏が
「下栗ほど美しく平和な山村を私はほかに知らない」と絶賛している。
南アルプスを望む飯田市上村の東面傾斜面にある標高800m~1,000m所にあり
最大傾斜38度の傾斜面に点在する集落である。
ここはいわゆる観光施設ではない。
昔から今まで人々が住み生活している里である。
村の人に聞くと、昭和十年頃までは、炭の生産で村は栄えていたという。
その小学校跡地に今は、地元特産物の直売店などがある。
そこに車を止めて、坂道を上り、村人が総出で作ったという山道がある。
人一人通れるような小径が険しい傾斜地に作られていて、
すれ違うときは、いずれかが立ち止まって道を譲らねばならない。
その先に下栗の里を一望できる手作りの小さな展望台がある。
手作りなので「定員10名」と書いてあった。
景観を楽しんだ後は、しらびそ高原に向かう。
しらびそ峠を越えると、今夜の宿「ハイランドしらびそ」である。
ここは標高標高1,918mにあり、雄大な南アルプス・中央アルプス・北アルプスの
大パノラマが楽しめる。
高原では、もう夕暮れが訪れていた。
明日は雨の予報が出ていて、この先が心配であるが、疲れたので一杯飲んでねる。
シラビソはどこににもある木ではないんですね、TVで山番組を見るとよく聞きますが。
ネットで調べようと「しらびそ」と入れたら「しらびそ高原」が出てきました^^。
by 斗夢 (2016-10-24 05:12)
斗夢さんへ
「しらびそ」というと白い感じの木かと思ったら、緑でした(笑)
木なのに寿命が数十年と短いそうです。
by 風の友 (2016-10-24 21:19)