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心に残るもの [絆]

2013年2月22日(金)

先日妻と「RAILWAYS~49歳で電車の運転手になった男の物語~」を
テレビで見た。

中年のエリート社員が自分に素直な生き方として選んだのが、
一畑電鉄の運転手だったのであるが、職種は別として、生き方としては
僕も大いに共感できる生き方である。

ドラマの終盤、東京で暮らす妻が訪ねてきて主人公の中井貴一とのやりとりに
心を打たれた。
妻は東京で事業を立ち上げて一応成功しているので、別居なのであるが
「このままでいいの?」と彼の妻はプラットホームで問いかける。
主人公は、それに答えて
「終点まで乗ってくれ」という。
離婚するのではなく、
自分の人生の最後までつきあってくれという意味であるが
主人公の妻絵の深い思いがうまく表現されている。

数年前、僕らのカフェ&ギャラリーkazeで知り合った方からの紹介で
奥出雲の温泉施設で数日過ごしたことがあった。

その折に、一畑電鉄に妻と一緒に乗って、松江から出雲まで行き
出雲大社に参拝したことがあり、この映画はすごく身近に感じた。

宍道湖の湖岸を走る電車の車窓の風景が印象的であった。

で、妻は、それをアップリケで表現したいと熱中した。
あーでもない、こうでもないといいながらも、とにかく完成!
出来映えは、大変いいものになったと思っている。

アップリケの製作に熱中している妻の姿が僕は好きである。
勿論、できあがったアップリケも気に入っている。

妻の完成おめでとう!といいたい。

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ちいさな家族 [絆]

2013年2月14日(木)

我が家の小さな庭に毎日、メジロのカップルがやってくる。
みかんを切って出しておくと、日がな一日おいしそうに食べている。
他の鳥が来ると、協力して追っ払うのである。
少々自分より大きな鳥でも負けてはいない。
縄張り意識の強いヒヨドリでも、ひるまないのだ。

朝、メジロの姿がないので、みかんを出すと、すぐどこからかやってくる。
きっと、どこかでみかんが出るのを見張っているんだろう。

コーヒーを飲みながら居間から、のんびりと庭を眺めていたら、
このカップルの愛らしい風景を見ることができた。
で、あわててガラス越しに撮影した。

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彼らを眺めていると、こちらまで心が和んでくる。
かわいい家族ができたような気分である。

 


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 [絆]

2010年4月24日(土)

今日は、息子の妻のお父さんの葬儀に夫婦で出かけた。
3月には、僕の妻の妹の夫の葬儀があり、なにか次々と
身近な人が永久の別れをしていくようで、さびしい気持ちになる。

僕の妹を21日に見舞いに行ってきたけど、話の出来る状態ではなかった。
余命いくばくもない予感に悲しみをこらえて帰宅した。
妹も肺がんで、もう治療さえ出来ない状態なのだ。

23日には、京大病院で、自分の肺がん手術後の検診に行った。
担当の先生から「まったく問題ない!」といわれたが、
妹のことが脳裏にあり、なにか素直に喜べない。

妹といえば、いつも思い出すことがひとつある。
幼い頃の出来事である。
僕が小学校3年生の頃だったが、6キロほど離れた隣町のお祭りに
母からもらった小遣いを握り締め、妹を連れて二人で歩いて出かけた。
いくつもの峠を越えて、人家もない田舎道を二人はしゃいで歩いた。
町に着くと妹は大喜びで、僕もうれしかったが、
妹はいろんなものを欲しがり、結局、自分の小遣いは使い果たし、
なお、欲しがるので、僕の小遣いを妹のために使い果たしてしまった。
夕闇迫る山道を風船を手にした妹を連れて帰る。
最後の峠を上り詰めたところに、長い暗いトンネルがある。
ところが妹は、怖いといって、トンネルに入ろうとしない。
一緒にいるから大丈夫だというのに、絶対に動こうとしない。
人気さえない山道は、もう暗くなりつつあった。困り果てた僕が
背負ってやるからというとやっと妹は納得し、僕の背中に乗った。
トンネルを出て、少し下ると、谷をこえた向こうに我が家が見える。
谷間の家々には、すでに灯りがついていた。
が、妹は、僕の背中から降りようとしない。
坂道を下り、今度は息を切らして坂道を登り、丘の上の我が家まで来ると
妹は、僕の背中から降りて、走って家に入っていった。
まるで、自分で全部歩いて帰って来たかのように。
だけど、憎めない妹だった。

その頃は、まだ人生は、始まろうとしていたのであるが、
今僕らは、人生の最後に
差し掛かっているのだ。
長くて、短い人生を振り返ると、万感の思いがよみがえってくる。

昨年5月、まだ動けるうちに故郷が見たいという妹を故郷に連れて帰った。
母親にも合わせた。
母親は、僕らが小さいときから、繰り返し僕らにいっていた事がある。
それは「親より先に死ぬのが最大の親不孝だ。親不孝をしないように!」である。
だから、妹のことは母親には言えないのだ。
母親は、今年で92歳。
ほとんどベットに寝たきりだけど、
トイレは自分でするし、食事の介護は要らないのだ。
おまけに、ぼけてはいないし、耳が遠いだけである。

故郷に帰ったついでに、例のトンネルのある峠に二人で出かけた。
今もそのトンネルは、ある。
当時と違うのは舗装されていることだけだ。
彼女の記憶は、ぼんやりしているようだけど、僕には鮮明に残っている。
トンネルを出たところで、車を止めて、妹に散歩をさせた。
緑が目にしみると妹は、うれしそうに僕に話しかけた。
妹の笑顔が、僕には、痛々しいのだ!

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僕らは、親の意に反して、それぞれ別々だったけど故郷を出た。
そして今、妹は、自分の命の行く末を知り、故郷と母親の見納めをしているのだ。
あの古い歌「人生の並木道」が自分たちの歌のように思えていたが
今でも、その歌を聴くと涙がこみ上げてくるのだ。


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映画『アンを探して』がグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀監督賞の2冠を受賞! [絆]

2009年12月16日 

『アンを探して』
第五回アジアンフェスティバル・オブ・ファーストフィルムにて
グランプリ(最優秀作品賞)と最優秀監督賞の2冠を受賞!


映画『アンを探して』(配給:シネカノン/グランジュテ)がシンガポールで催された
第5回アジアンフェスティバル・オブ・ファーストフィルムにて、映画祭グランプリ
である最優秀作品賞と最優秀監督賞の2冠を獲得しました。
世界25カ国から700作品に及ぶエントリーがあり、
日本から『アンを探して』(宮平貴子監督)が選出され、
この度の日本人初の受賞となりました。
審査員は「心に響く映画」と絶賛!

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応援してる僕らとしては、本当にうれしいニュースです。
上映の方でも多くの人に干渉していただきたいと思います。

 


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映画「アンを探して」が最優秀監督賞、最優秀作品賞候補に [絆]

2009年12月4日

映画「アンを探して」のプロディーサーのユリさんから
映画「アンを探して」が最優秀監督賞、最優秀作品賞候補にノミネートされました!
とメールがありました。

シンガポールで開催される映画祭「第5回アジアンフェスティバル・オブ・ファーストフィルム」で
2部門にノミネートされました。
今年で5回目を迎えるこの映画際は、初監督、初脚本などこれからの映画界を背負う
新人発掘の場としてスタートした意欲的な映画際です。
今年は全世界から700ものエントリーがあり、最優秀監督賞候補には6本、
最優秀作品賞候補には7本が選ばれ、
「アンを探して」はその両方にノミネートされたのです。
なんと日本からのノミネーションは今回が初めてだそうです。
宮平監督は1日にシンガポールに出発しました。
3日に上映があり、4日にはチャップリンも宿泊したあの有名な「ラッフルズホテル」で
授賞式及びレセプションが行われます。

とのことで、応援しているものとしては、大変嬉しいニュースです。
あとは、日本での上映が大成功するといいなあと思っています。


☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺
映画情報
http://www.grandjete.jp/lookingforanne/


前売り券(特別鑑賞券)は当店(カフェ&ギャラリー Kaze)でも販売していますので、是非ご活用を!
一般:1300円(当日1800円)  シニア:900円(当日1000円)
券には、ペアでプリンス・エドワード島への旅行が当たる抽選券が付いています。
京都・高槻での上映は、12月19日からです。詳しくは、このページの
上映劇場情報をご覧ください。

杏里(穂のか)が祖母(吉行和子)の初恋の人を訪ねてプリンスエドワード島へ一人旅、
そしてマリ(ロザンナ)やジェフ(ダニエル・ピロン)との出会いを経て大人へと成長する物語です。
誰の心にも響く優しさ溢れた物語で、著名人からも素敵なコメントをいただいています。
是非ご鑑賞ください。

コメント(あいうえお順)

黒柳徹子さん(女優)
「こんな結末が待っていたなんて!ロマンチックってこういう事をいうのかしら!
息がちょっと止まりました。」
 
檀ふみさん(女優、作家)
「『アンをめぐる人々』の、最上の第一章にめぐりあった思いです。
爽やかな涙が頬をつたいました。」

林真理子さん(作家)
「本当にピュアな映画で、特に主役の穂のかさんが素晴らしい。
一度訪れたプリンス・エドワード島の風を感じるようでした。」

松本侑子さん(作家、翻訳家)
「大人の恋愛と、初々しい10代の恋の季節が重ね合わされた『赤毛のアン』のイメージに
ぴったりの佳作です。息をのむ程の風景、美しさにも感動しました。」

村岡恵理さん(赤毛のアン記念館・村岡花子文庫主宰)
「ポジティブに生きる勇気をもらいました。
哀しみの先には、また素晴らしい世界が待っているーそう確信させてくれる映画です。」

吉村和敏さん(写真家)
「ずっと心待ちにしていたプリンス・エドワード島オールロケの映画!
島の光や風、アイランダーの暮らしの様子が丁重に描かれていました。」

上映劇場情報(12月1日現在)

*東京(シネカノン有楽町一丁目 03-3283-9663)10月31日~絶賛上映中!
*名古屋(名演小劇場 052-931-1701)11月21日~絶賛上映中!
*沖縄・那覇(桜坂劇場 098-860-9555)11月21日~絶賛上映中!満員御礼!!!
*福岡(KBC劇場 092-751-4268)11月28日~絶賛上映中!
*新潟(シネウインド 025-243-5530)11月28日~28日監督舞台挨拶あり、絶賛上映中!
*群馬・高崎(シネマテークたかさき 027-325-1744)12月12日~初日監督舞台挨拶決定!
*京都(京都シネマ 075-353-4723)12月19日~
*大阪・高槻(高槻ロコナインプラスシネマ )12月19日~
*静岡(シネ・ギャラリー )12月19日~
*札幌(シアターキノ 011-231-9355)1月30日~


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映画「アンを探して」上映スケジュールが決まりました。 [絆]

2009年10月23日

待ちに待った映画「アンを探して」の京都での上映日程が決まりました!
「赤毛のアン」の読者は勿論、多くの人に是非鑑賞して欲しいと思います。



★京都シネマ
12月19日(土)~
京都市下京区烏丸通四条下る水銀屋町620
TEL075-353-4723

全国の上映日程

アンを探して」公式サイトはこちら

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映画「アンを探して」の試写会に参加して [絆]

2009年8月26日(水)

一週間前の20日に京都、河二ホールで映画「アンを探して」の
試写会がありました。
僕ら夫婦も、この映画成功のためにちょびっとだけど資金提供を
して賛助会員になりました。
そのためか、試写会への御招待を頂き、出かけました。
会場は、ほとんどが女性の方で溢れていました。
ユリさんのお母さんも来場していました。
80代だというのに元気一杯!
僕のブログ「プリンス・エドワード島の旅」が
「遅々として進まないのでいらいらする。早く書いて欲しい」と
苦情をいただきました。(笑!)
といのも、プリンス・エドワード島でユリさんご夫妻に
お逢いできたのですが、そこが早く読みたいという親心なんだ。
でも、まあ、理由はともかく、注目してくださる人がいることは、
非常ににうれしいのだ。
試写会には、そのユリさんも、監督の宮平貴子さんも来ていて
ご挨拶があった。

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       (プロデューサー ユリ・ヨシムラ・ガニオンさん)

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            (映画監督 宮平貫子さん)

映画の出来は、非常に感動的なものでした。
最後は、感動の涙、涙です。
この秋に日本でも上映が開始されることになっているので
そのときは、もう一度見ようと思いました。
大成功して欲しいというか、多くの方に鑑賞していただき
映画の感動を共有できたらと思います。

映画のポスターとパンフレットも出来ていて、いただきました。

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プロデューサー ユリ・ヨシムラ・ガニオンさんのご挨拶
         (当日配布された印刷物のコピー)

               映画  「アンを探して」
        カナダ・プリンスエドワー ド島でオールロケ

             映画について 

アンとは?あの 「赤毛のアン」の主人公アン・シヤーリーです。
おしゃへりで、旧疽持ち、痩せっぼちで、そばかすだらけ。
そのうえアン本人日く「みっともない赤毛の少女]に男性も含め、
これほど多くの人が魅せられるのは何故だろう?
そんな単純な疑問から「アン」をペースに映画を撮りたいと考えるようになりました。

 「赤毛のアン」はカナダて出版されてから100年になり、
 日本ても戦後に出版されて半世紀以上が経ちます。
 第二次世界大戦がはじまり、日本を去ることになったカナダ人宣教師が、
 ある友人に―冊の愛読吉を託しました。
 その友人こそが初めてアンを日本に紹介した也訳者の村岡花子さんです。
 彼女は戦時中も灯火規制のもと、家中の紙をかき集め翻訳を統けました。
 そして敗戦後灰色の時代が終わり、明るさが見え始めた1952年 「赤毛のアン」と
 名づけて出版されました。
 この本は、当時の日本女性を夢中にさせたのです。

カナダに住みながら長年訪れる機会がなく、
母に急かされやっとプリンスエドワード島を訪問したのは、4年前。
その島は原作者のモンゴメリが 「世界で―番美しいところ」と愛した様に、
なだらかに連なる丘、それを彩る花々、あふれる緑、輝く海、赤土の農道・・と
私たちの期待を裏切りませんでした。
旅のあと、眠っていた企画を夢中で進め始めました。
半世紀以上も経てなお衰えない文学の持つカ。また名作を介して結ばれ、
そして戦争によって引き裂かれた日本人とカナダ人の友情の実話、
それらにインスパイアされ、試行錯誤の後 『アンを探して』の物語は生まれました。
企画が進むにつれ、「赤毛のアン」の魅力ももっと深く理解出来る様になりました。
どんな悲しい事が起こっても明日はきっといいことがあると前向きに生きるアンの姿、
そして 「人間はいろんな人がいていい…」と謳うモンゴメリの共生、共存の精神です。

 「アンを探して」の物語の中、17才になったばかりの杏里 (あんり)は、
 祖母の遺した大学ノートに記された様々な青春の想いを発見。
 古びた「r赤毛のアン」の原書、平和の象徴のバラ 「ピース]、
 プリンスエドワード島に点在する灯台、大好きだった祖母が遺したこれらのキーワードは、
 悲しみに沈んでいた孫の杏里 (あんり)に島に行く勇気をあたえ、
 そして思わぬ奇跡を呼び起こします。


                     映画製作事情

<29才の新人女性監督>

一般に日本の映画業界では、弱冠29才の新人女性監督が映画出演ほほ初めての俳優を起用し、
オリジナル脚本で映画を作るということはギャンブルに等しいと言われるのが実情です。
映画 「アンを探して」は、宮平貫子監督を中心に2年以上の脚本執筆などの準備期間を経て、
地元カナダのクリエーター達がしのぎを削って申請する映画助成金など、
カナダでの貧金サポートを受ける事が出来ました。
日本でも文化庁からの援助金を得る事ができましたが世界的金融危機のため、
残す日本ての資金集めは思いもよらぬ厳しいものとなりました。
そんな中でも本作の可能性と必要性を信じ、
さらに「赤毛のアン」出版100周年の年を記念したいと、
昨年 (2008年)の夏にカナダロケを決行いたしました。
宮平監督の新鮮な感性と指導力を中心にスタッフ・キャストが力を出し切り、
また多くの応援会の方達の協力により、完成の連びとなりました。

<映画ファンの支え>
作り手が作品を 「素晴らしい」というのは簡単ですが、確証がありませんし、
独りよがりと思われるかもしれません。
そこで、直販雑誌 『いきいき』に協方を仰ぎ、カナダ大使館共催のもと、
読者200名を対象に、まだ未撮影部分がある作品のテスト試写会を開催いたしました。
その結果、アンケート回答では94%の人が
「人に勧めようと思う、とても強く思う、もう―度見たい」と答えて下さり、
また 「見終わったあと、優しい気持ちになりました」
「これは静かな反戦映画だと感じました]など貴重な感想・意見を頂戴し、
おおきな励ましとなりました。

日本の女性たちに届けたい

祖母、母親、娘と3世代の女性にエールを贈る映画 「アンを探して]。
この映画は時を越え、海を越え、大切なものを伝えようとする純愛の物語です。
そして―冊の本が人の人生を変えると言う奇蹟の物語でもあります。
この映画を―人でも多くの人に観てもらいたい。それが今の私たちの希望です。

日本全国、映画館のない小さな町でも上映をする方法はないかと、
これはまた映画製作以上の思考錯誤の日々でした。
幸運にもシネカノンと全国映画センターの共感を得、
パ―トナーとして参加してくださることになりました。
この映画の持つ 伝えたい、大切なこと]を感じ取り、共に上映の仕事をして下さいます。

宮平亘子監督と私は、この映画を作ろうと語り合った時から二人三脚で
労苦を分かち合って来ました。
そしてこれからこの映画を日本全国のみなさんに届けるために駆け回ります。
上映会場で是非みなさんと意見の交換もしたいと思っています。
今、私たちは、各地でこの映画を自主上映して下さるサポーターを募集しています。
どうかふるってと参加ください。

  プロデューサー
    ユリ・ヨシムラ・ガニオン

ご質問等ありましたら遠忘なく連絡ください。

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STORY

朝はどんな朝でもよかないこと?
その日にどんな事が起こるか分らないんですもの、 想像の余地があるからいいわ。
~「赤毛のアン」ルーシー・M・モンゴメリ著/村岡花子訳より

 
2008年夏。カナダで一番小さな州、
世界で一番美しいといわれる島プリンス・エドワードに、
一人の少女・杏里(アンリ・17才)が降り立つ。
一緒に来るはずだった亡き祖母・静香が大切にしていた宝物、
それは半世紀前、戦争の傷跡を残す東京で、
恋をしたカナダ人兵士からもらった「赤毛のアン」だった。
そして、祖母が残した古い大学ノートには黄ばんだ灯台の写真と
大輪の薔薇の花“ピース”が描かれていた。
杏里は密かに祖母の初恋の兵士を探し始める。
毎日灯台に自転車を走らせる杏里を不思議そうに見守るB&Bの女主人マリ。
面倒見がよく溌剌としたマリと、“ちょっと変わった”隣人ジェフ(60代)との交流、
またジェフの息子ライアンとの淡い初恋や、
美人姉妹ミユキとミカとの出会いも杏里の旅に刺激をあたえ、
優しく彩っていく。
旅の終わり、奇跡の薔薇“ピース”の秘密と、
灯台の写真がピッタリと重なり、
兵士探しをあきらめかけた杏里に素晴らしい終幕が待っていた。

「アンを探して」公式サイトはここから

「アンを探して」公式ブログは、ここから

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(追伸)

関西での上映日程が判明しましたら、このブログでお知らせします。


 


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