プリンス・エドワード島の旅―7 [旅]
2009年9月3日(木)
プリンス・エドワード島 第5日目(現地6月26日)
2日程前から腕にジンマシンが出来て、かゆい!
数年前、イギリスに行ったときも、ジンマシンがでて、苦労した。
ロブスターが原因か、はたまた、水が原因か、不明!
ホテルで朝食を食べに出かけたら、
同行の彼女、えらちゃんに出合った。
彼女は、ふたたび、このホテルに帰ってきていたのだ。
で、よかったら一緒にドライブ観光しないかと誘った。
勿論、費用負担はかけませんと伝えた。
部屋に帰り、出発の準備をしていたらルーム電話があり、
「お言葉に甘えて是非」という、えらちゃん。
で、三人で出かけることになった。
今日は、天気が良いので、
再びキャベンディッシュに向かうことにした。
えらちゃんは、そこに泊って観光したのでどうかと思ったが
彼女は、雨が降っていたので、もう一度行きたいという。
ユニバーサルストリートから、2号線へ
Miltonから224号線、wheatley riverで251号線、
Oysterbed bridgeから6号線を行く。
箱庭のような風景を眺めながら走っていると
洗濯物を干してる家を発見。
洗濯物を干してる家を見ると写真を撮りたくなる悪い癖。
途中、パン屋さんを発見、妻が寄りたいというので、入る。
大きな庭の奥にぽつんと家がある。それがパン屋さん。
階段を上がって、中に入ると、二人のご夫人がパンを焼いていた。
テラスには、おとなしい犬。
妻と彼女が買い物をしてる間、犬の相手をしていた。
一人の夫人が、やって来たので「おとなしいかわいい犬ですね」と
いうと彼女曰く「うちの亭主と同じで役立たずです!」
恐れ入りました!
道路を挟んで向かい側には、白いかわいい家。
やがて、妻が袋を提げて、うれしそうに店から出てきた。
が、「おい!そんなにパンかってどうするんじゃい」と悪い予感。
まあ、三人でわいわい言いながら、走る。
RusticoでNorth Rustico Harbourを一回り。
Orby headの野外休憩で、お茶休憩。
目の前に広がる草原、といっても麦畑を眺めながら、
腰を下ろしてアップルパイを食べる。
眺めのいい海岸沿いの道をルンルン気分で走り、
キャベンディッシュ郵便局に到着!
郵便局のお隣さんは白い教会。
お向いさんは、レイチェル夫人の家を模したレストラン。
ここで妻は切手を買い、はがきを出す。
郵便局の裏庭で、一休み、写真の中にいるのは妻とえらちゃん。
ついでにビジターセンターも覗いて、グリーンゲイブルズへ
見て!見て!
やはり晴れ渡った日のグリーンゲイブルズが一番良い!
最初来た日は、どんより雲っていたので、晴れた日にもう一度と
思っていたが、それが実現したのだ!
恋人たちの道も今日は、明るい日差しの中だ!
マシューの作業小屋のある広場も光り輝いて見える。
てなわけで、3人とも大喜びでした。
グリーンゲイブルズの後は、New Londonを通って
フレンチ・リバーへ。
ここも晴天の風景を撮りたくて、やって来た。
プリンス・エドワード島を代表する素晴らしい風景といわれている。
で、パークに車を止めて、フレンチ・リバーを楽しむ。
妻とえらちゃんは、道路の反対側のルピナスの丘にも、
惹かれている。
丘の上の変わった建物は、
目立ちたがり屋のアメリカ人の別荘だとか。
目立ちたがり屋とは、僕が勝手に言ってるんだけど
この家、道に迷ったときに、目印になるんだ。
おかげで、あとで助けられた。
フレンチ・リバーを堪能した後は、
このフレンチ・リバーの集落を通って、ケープ・トライオンの
灯台を目指した。
この灯台へ行くには、注意が必要と現地ツーリストがアドバイス
してくれた。
というのも、舗装道路ではなく、地道、それも狭い坂道を
走ることになり、運が悪いとぬかるんで、車が動けなくなるとか。
しかも、近くに人家もなく、助っ人は来ない!
で、観光客は、ほとんど行く人がいないという。
が、僕らは、それゆえ、わが意を得たりで、行くことにした。
赤い土ぼこりを上げて走っていると、灯台を発見!
しかし、これは目指す灯台ではない。
山道に迷い込んだら、別荘に行きついた。
誰もいない。行き詰まりの場所。
やれやれと車を降りて、勝手に別荘で休憩。
ところが、妻が灯台が見えるという。
で、どこどこ?と三人で大騒ぎ。
確かに灯台らしき物がちらりと林の向こうに見える。
三人は、喜び勇んで出発。
灯台の見えた方向に走っていると、
突然、広大な赤土のジャガイモ畑が出現。
その先の海に落ち込んだあたりに、灯台が見えた!
これぞ、ケープ・トライオンの灯台だ!
車の中では、大歓声!
えらちゃんも車を降りて、ばんざ~いだ!
それにしても、素晴らしいところだ!
青い海、青い空には元気な雲、赤い道、白いかわいい灯台、
広大な赤い畑は、耕して天に至るのだ。
もうみんな大満足!
こここそ僕が一番訪問したいと思っていた場所なのだ!
ケープ・トライオンを堪能した後は、再び、フレンチ。・リバーを
通ってロング・リバーへ
ここでも、広い河原の草原で一休み。
で、その後は、ニューロンドンへ引き返し、日本人が経営する
レストラン"Blue Winds"で遅い昼食をする予定。
ところが、道に迷ってしまった。
で、高台に上って眺めると、はるか彼方に
見えるではないか、かの目立ちたがり屋の別荘!
それで、自分達のいる場所がわかり、無事、ニューロンドンに
辿り着くことができた。
えらちゃんも、この「ブルーウインズ」にこれて、大喜び!
玄関口で記念写真!
店内に入るなり、オーナーさん(神川さん)に
「"Blue Winds"さんのブログのコメントに書いた通りに
やって来ました。」と伝えると大歓迎された。
で、ご自慢の料理を注文!
2時間以上も神川さんご夫妻を交えて、楽しい歓談。
日本語で話せるので日本にいるような気分だった。
神川さん、ありがとう!
午後4時半、帰路に着く。
帰りは、スタンレーブリッジからニューグラスコーを経て
ハンターリバーをとおり、ホテルに帰る。
えらちゃんとは、ホテルの玄関でお別れした。
部屋に帰り、シャワー、洗たく、そして夕食
悪い予感があたって、夕食はパン屋さんの作品!
調子に乗って買いすぎたのだ!
でも、お酒はうまい!
今日は、最高に楽しい一日でした。
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