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再びカナダへー4 [旅]

2009年10月22日

(3)ケベックシティーからモントリオール・ローレンシャン高原へ

10月8日、朝7時にホテルを出発、ケベックシティーの
VIA鉄道のパレ駅に向かう。
朝日を浴びるパレ駅、この駅は1890年代に作られたとか。

駅の外観

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駅の構内

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7時50分発モントリオール行きに乗る。
この鉄道では、大きな荷物は、空港と同じ一個23kgまでで、
出発駅で預け、到着駅で受け取ることになっている。
だから客室には小さな手荷物だけ持ち込める。
客席は、ゆったりで、横に3席(2席+1席)なので
通路もゆったり。普通席でも日本の新幹線のグリーン車なみ。

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車窓から眺めるメープル街道の景色は見事である。

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昨日地図を見ていたら、ローレンシャン高原は、意外と遠い。
おまけに今回の旅行スケジュールには、
ローレンシャン高原への観光は組まれていなかった。
何しろ、モントリオールに列車が着くのは、午前11時過ぎで、
明日朝は午前10時発の飛行機で帰国することになっている。
ローレンシャン高原観光にはまる1日が必要だということが
わかった。
でも、ここまで来てローレンシャン高原を断念するには忍びない。
で、モントリオールに着いたらツーリストと相談しようと
決めていた。

ローレンシャン高原行きの観光バスは、朝出発なので間に合わない。
タクシーで出かけるには遠すぎる。
なにしろ、ローレンシャン高原は広くて、
目指すモン・トランブランまでは、
100km以上になるというのだ。
で、最悪片道タクシー、帰りはバスでと考えたが、
あまり乗り気のするプランではない。
ホテルに着くなり、僕らはツーリストに相談したが、
あまり良い返事は期待できそうになかった。
一応、会社と相談してみるということになった。

突然やって来た観光客が突然二人だけのローレンシャン
観光計画を求められたのだ。
それも今すぐの話である。

1時間ほどして、回答があった。
1時からなら、車と日本人ガイド兼運転手でよければという。
値段を聞くと少々高い!
妻は値段を聞いて躊躇してしまった。
でも、僕の気持ちは変わらない。
ただし、クレジット支払で良いかと聞くとOKだったので、頼んだ。

一安心して、街に出た。
メインストリートといわれるサント・カトサーヌ通りを散策。
レストランで昼食を取った。
で、ホテルに帰ってみると、入り口にリムジンが停まり、
日本人青年が立っていた。
声をかけると、予約のガイドさんだった。
慌てて、部屋に帰り、出発の支度。

妻は、「なんと豪華な」と喜んでいるのか、ぼやいているのか。
ガイドの松本さんが「8時までご案内させていただきます。」と言う。
そういえば、一体何時まででの契約かも知らなかった。
我ながらあきれた極楽トンボである。
せいぜい夕方までと思っていたのだ。

でも、日本語で話が出来、ローレンシャン高原にも詳しい人が
案内してくれるので一安心である。
タクシーなんかよりうんと良い。
観光ポイントも心得ていて、いちいち車を止めて散策し、
丁寧に案内してくれた。
天気も味方してくれ、お昼には曇り空だったのに、
ローレンシャンでは、晴れて来た。
ラッキー!!


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最終地モン・トランブラン

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おかげで、モン・トランブランではケーブルに乗り、
360度の展望をした。
太陽の光りに輝く高原を見渡すことが出来た。

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街も散策

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ガイドの松本さんとカフェでホットチョコレートを飲んだ!
これがまた、なんとも美味しい!!!

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ローレンシャン高原に夕日が差し出した頃、
夕日を浴びて、一層赤く燃える高原の紅葉を眺めて
モントリオールに帰ってきた。
モントリオール市内に帰ってきたころは、
もう夕闇が迫っていた。

松本さんのいうには、モントリオールは、町全体が島なのだという。
だから、郊外に出るには、必ず橋を通らないといけない。
365万人を抱える大都市が島なのだ。
それも海に浮かぶ島ではなく、川に浮かぶ島なのだ。
セント・ローレンス川が、いかに大きいかを、更に認識させられた。
大陸のスケールの大きさに島国育ちの僕らには、もうびっくりだ。

郊外のモン・ロワイヤル公園から、モントリオールの夜景を眺める。
綺麗な夜景である。夢を見ているような気分になった。

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夜景を展望した後は、サン・ジョゼフ礼拝堂を眺め、

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礼拝堂の向いには、ノートルダム学院(?)の夜景

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市内に入り、ノートルダム教会などを見学、

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ホテル近くのレストランで9時前にお別れした。
当初の8時から時間オーバーのガイドをしてくれた。
結果、妻が言うのは、値段が高いと思っていたけど、
間違いだったと反省。
素晴らしい時間を僕らに与えてくれたのだ。
感謝です。
中華料理店で夕食を済ませ、ホテルに帰った。

翌日の10月9日8時に空港で荷物を預けた。
帰りは、伊丹まで荷物は直行なので乗換えが気楽である。
帰りは、トロントと成田で乗り換え予定である。
ところが、トロントで、予期せぬことが起きた。

成田便が2時間遅れで出発となった。
理由は、なんかはっきりしないが、機体の都合だという。
それも一回アナウンスがあっただけ。
後のアナウンスは、出発時間とゲートの変更アナウンスのみ。
午後1時15分発が結局3時15分になった。

これじゃ、ほぼ成田乗換え便には間に合わないと思った。
成田に到着して、入国審査・税関を通りロビーに出ると
張り紙があり、伊丹行きは、すでに出発していて乗れない。
ロビーの片隅で代替の案内があった。
3択方式で、新幹線を使う。羽田から関空便に乗る。
一泊して翌日帰る。である。

僕らは、新幹線で帰る事にした。
で、旅費を受け取り、新幹線で京都まで帰った。
これの方が結果的に安く付いたのだ。
「結果よければすべて良し」で、まあ、ラッキーといえる。
おかげで、本当に良い旅が出来た。
心配していたインフルエンザにもかからなかった。
2009年10月11日は、僕らの結婚40周年記念日!
結婚40年の素晴らしい記念旅行となった。  
                       
                             (終わり)


 


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コメント 2

タケ

40周年おめでとうございます!
ウチは23年、まだまだですね~。
by タケ (2009-10-24 07:34) 

kazenotomo

タケさんへ
ありがとう!
タケさんも40周年に向けてGO!(笑!)
by kazenotomo (2009-10-29 09:57) 

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